No.16 [賓頭盧尊者・身体の調子が悪い場所をなでましょう]
これは、大仏殿の前に鎮座しておられる
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像です。

見事な白髪と長い眉の亜羅漢(悟りを開き、徳の備わった仏道の修行者)で、
十六羅漢のひとりに数えられます。神通の深みまで達した聖者ですが、
行き過ぎがあって仏陀に叱られ、一般の人々への教化を命じられました。

日本では、この像をなでると病気が治るとされ、なで仏の風習が広がりました。
身体の調子が悪い場所をなでると良いようです。

というわけで、頭をなでなで…と (^^;;

近江・石山寺にもありました。全国にあるのでしょうね。

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